鬼才フランク･ザッパのバンド出身で、ブレッカーズやU.K.など数多くの活躍で知られるテリー･ボジオが、更なる境地に挑むため二人の達人を召集した。まずは、ザッパ･バンドの後輩でもあり、ボジオとデュオ作品も出す程の相性を見せるドラマー、お馴染みチャド･ワッカーマン。もう一人は、日本では馴染み薄ながらキャリア34年を誇り、屈指の理論派リズム･マスターであるエフレイン･トロ。テリーが敬愛するマルチ･パーカッショニストだ。プエルトリコ出身者としてラテンを基盤にしながら、スペインに住み込んで本格的にフラメンコ･リズムも体得した。ドラムセットを含むあらゆるパーカッション類を自在に操り、ジャンルや民族性を超えたリズムを生みだす鬼才プレイヤー。そんな彼らが、それぞれの個性をぶつけ合い、どんなシナジー効果が発揮されるか。非常に興味深いライブとなるだろう。

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